<いちおし土産>宮城のいちご飴

◎蔵王の昔飴本舗(大河原町)/果肉包み滑らか食感

創業55周年を迎えたあめ製造一筋の会社がこの春に発売した新商品が「宮城のいちご飴(あめ)」だ。東日本大震災で被害を受けた宮城県沿岸部のイチゴを使い、ほどよい甘さに仕上げた。
イチゴの粉末とフリーズドライにした果肉をあめで包んだ。「なめておいしいし、かんでサクサクの食感も楽しめる」と好評だ。
震災後、再起した山元町の生産者から新商品の相談を受け試行錯誤を重ねた。あめに粉末を混ぜるとざらついた食感になるが、混ぜずに中に包み込むことで口当たりをよくした。
半年余りで1万3000袋を販売。予想の5倍を超えるヒット商品になった。
「イチゴ農家の頑張りに応える商品ができた。丁寧に仕上げたあめを多くの人に味わってほしい」と佐藤敏徳社長(49)。「東北各地の果物や野菜を使った新しいあめにも挑戦したい」と意欲を見せる。

<メモ>1袋70グラム(16~18個)入り。大河原町大谷西原前の本社工場やJR仙台駅1階の「食材王国みやぎ」、仙台空港2階などで販売。本社工場では1袋460円(税込み)。40袋に1個の割合でハート形のあめが入る。連絡先は0224(53)1136。