鶴ケ谷第2市営住宅団地の再整備計画 対象は仙台市内最大の61棟1630戸

仙台市 基礎調査を協和コンに委託
鶴ケ谷第2市営住宅団地の再整備計画
対象は仙台市内最大の61棟1630戸

仙台市は、宮城野区鶴ケ谷6丁目地内にある鶴ケ谷第2市営住宅団地の再整備を計画しており、基礎調査業務を協和コンサルタンツに委託した。
業務内容は、再整備に伴う第2市営住宅団地の地域課題の分析、鶴ケ谷団地全体の現状把握、課題の精査を行うもの。履行期限は2017年3月17日まで。
今後、基礎調査を基に17年度以降に基本計画を作成、その後基本設計および実施設計を委託するなど再整備に向けた具体的な作業を進めるとしている。
鶴谷第2市営住宅団地は、宮城野区鶴ケ谷6丁目地内の約16㌶に1970~73年度で整備した団地で棟数は61棟、戸数は1630戸となっている。このうち1棟が東日本大震災で被災したため2013年度に6階建てで改築したほか、14年度には復興公営住宅として1棟を整備した。
同団地の内訳は公的賃貸住宅が1602戸で、棟数は2階建ての低層住宅が14棟、中層として4階建てが10棟、5階建てが33棟、高層として6階建てが1棟、9階建てが2棟の計60棟。また、復興公営住宅が中層4階建て1棟の28戸で、仙台市内で最大の住宅団地を構成している。
今回の再整備は、同団地が建設後45年以上を経過し老朽化が進んでいることや狭い住宅が多いなど居住環境の改善が必要なこと。また、鶴ヶ谷地域全体の高齢化の進展などにより地域活力が低下している状況から、市営住宅の建て替えにより居住環境の改善を図るとともに、市営住宅の集約等により生み出された土地を活用した鶴ヶ谷地域の再生に寄与する拠点を形成するため実施する。現在整備が進む鶴ケ谷第1市営住宅団地再整備に続くもの。
鶴ケ谷第1市営住宅の再整備では、高層化した市営住宅の最後の棟となる第4工区その2が着工するほか、市営住宅を集約した跡地にはみやぎ生協による商業施設が15年に出店。社会福祉法人・カトリック児童津福祉会による特別養護老人ホーム建設や大和ハウス工業共同企業体による医療施設等の整備も予定している。