ヤマト運輸、「正午〜午後2時」の配達を廃止

宅配最大手のヤマト運輸は19日、荷物を利用者が受けとる時間を指定できる「時間帯指定配達」について、「正午〜午後2時」を廃止する新たな区分での受け付けを始めた。

社会問題化しているドライバーらの長時間労働の改善を狙いに、1998年に業界で先駆けとなった同サービスの縮小に初めて踏み切った。影響はインターネット通販会社にも広がっている。

時間帯指定は六つの区分があったが五つの区分へと縮小する。「正午〜午後2時」の枠は、ドライバーが昼の休憩を取りやすくするためにやめる。「午後8時〜同9時」の枠については「午後7時〜同9時」へと広げ、荷物が集中する夜間の負担を軽減する。ヤマトを仕事でよく利用するという横浜市の自営業男性(64)は、「これまでの時間設定は細かく、ヤマトのドライバーにとっては過酷すぎた。多少不便にはなるが、変更してもいいと思う」と理解を示した。