宮城・山形連携「着実に進展」基本構想事業を総括 東北の中枢圏域形成へ

山形県は22日、宮城・山形両県の連携基本構想「みらい創造! MYハーモニープラン」について、宮城県と共同で実施した事業の検証結果を県議会総務常任委員会に報告した。
両県は防災、経済、生活など多様な分野で進めてきた連携事業を通じ「東北の中枢圏域の形成に向け、着実な進展が図られている」と総括した。
07年3月に策定の同プランは環境・生活、経済、交流の各分野で一体的な圏域形成を打ち出し、本年度までに女性交流会や県産品の販路拡大に向けた合同商談会の開催、国道347号など横軸道路整備といった事業に具体化された。
東日本大震災では山形県は宮城県から多数の避難者を受け入れ、山形、庄内の両空港が津波で被災した仙台空港の代替機能を果たした。震災後にはドクターヘリの相互利用に関する連携協定の締結、蔵王山火山防災協議会の設置など防災面の協力関係が加速した。
両県は、こうした11年間の歩みによって「相互理解が進み、連携の基盤が強化された」と評価した。
山形県は今回の検証を踏まえ、本年度中に次期プランの策定を進める方針。