子育て支援、仙台充実へ「のびすく若林」来月1日開館 市、全5区に整備完了

仙台市は10月1日、若林区役所隣の複合施設内に「子育てふれあいプラザ若林(のびすく若林)」を開設する。これで市内全5区にのびすくが整備され、地域に根差した子育て支援の充実が期待される。市は「親子が安心して遊べる施設で、子育て相談も強化している。さまざまな事業を展開したい」と説明する。

のびすく若林は、若林区中央市民センター別棟などが移転改築する3階建て複合施設の2階に入居し、延べ床面積約440平方メートル。交流スペースや託児室、研修室などを整備した。
主に乳幼児の親子が対象で、交流の場づくりや乳幼児の一時預かり、子育て相談などを担う。保育士資格を持つスタッフら5人が常駐するほか、子どもたちと一緒に遊ぶプレーリーダーが週3日訪れる。
指定管理者は共に市内のNPO法人で、青葉区の「のびすく仙台」を運営する「せんだいファミリーサポート・ネットワーク」と、屋外での子どもの遊び場づくりを続ける「冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク」のグループ。複数団体によるのびすく運営は初のケースとなる。
館長に就任するせんだいファミリーサポート・ネットワークの伊藤仟佐子代表理事は「のびすくは親の子育てを支援する場。地域にも積極的に出向き、親の居場所や子どもの遊び場をつくっていきたい」と話す。
市は2004年1月開館ののびすく仙台を皮切りに、青葉、泉、太白、宮城野の各区にのびすくを整備してきた。16年度の利用者は4館で延べ約24万7000人。各館は中高生の居場所づくりなど特色ある事業に取り組んでいる。
のびすく若林の開館時間は午前9時~午後5時。月曜日と祝日翌日、年末年始は休館。連絡先は022(282)1516(9月中は平日のみ)。