<カゴメ>宮城の美味健康的にPR 県と包括連携協定

食品大手のカゴメと宮城県は8日、県産食材の消費拡大や健康づくりなど5分野で協力する包括連携協定を結んだ。旬の県産品を使って減塩や野菜摂取ができるメニューの開発、食育活動に取り組む。同社が県と結ぶ協定は東北で初めて。
第1弾として、国の地理的表示保護制度(GI)に登録された「みやぎサーモン」を活用。サーモンに生産量全国1位のパプリカ、玄米食専用品種「金のいぶき」、同社のトマトソースを合わせたパッツア、リゾットなどメニュー4種類を考案した。
今月、仙台市内のホテルや県庁食堂で提供するほか、スーパーでレシピを配布する。
県内男性の1日の塩分摂取量が11.9グラム(2016年)で全国ワーストの現状を踏まえ、同社と県、東北大の産官学連携で、減塩や野菜摂取の推進に向けた共同研究を始める予定。
県庁で協定締結式とメニュー発表会があった。同社の寺田直行社長は「宮城は食材王国。県産品の価値向上と健康増進による地域活性化を進める」と意気込みを語り、村井嘉浩知事は「同社が培った知見とノウハウを活用させてほしい」と期待した。