3割増商品券発売へ 多賀城・七ヶ浜商工会

多賀城・七ケ浜商工会は、多賀城市と七ケ浜町との共催で、地域の消費喚起を目的とした国の交付金を活用した3割増商品券を4月下旬に発売する。割増率を高く設定し、東日本大震災で大打撃を受けた商圏のてこ入れを目指す。
商品券は1セットが額面6500円(500円券13枚つづり)で、価格は5000円。約5万セット発行し、商工会と2市町の金融機関や郵便局で販売する。売り切れ次第終了となり、購入は1人5セットまで。
発行総額は約3億2500万円。2市町への交付金のうち、9500万円を充てる。内訳は、商品券の割り増し分に7500万円、事務費に2000万円。地元商業支援のため、商品券の割り増し分の3枚(1500円)は色を違えて使用先を小規模店舗に限定する。
使用期間は発売日から半年。使用先としてコンビニエンスストアも含めた小売店、飲食店などを想定しており、参加店を今後、両市町で募集する。
県の2012年商圏調査で、多賀城商圏の吸引人口は08年比47%減と、震災で大きな打撃を受けた。商工会の安住政之会長は「割増率を上積みして他市町との差別化を図り、震災で疲弊した商圏で消費喚起を促す。発行額の倍の経済効果を期待したい」と話している。
連絡先は多賀城・七ケ浜商工会022(365)7830。