新卒3人入社、このバカを採ったのはどこのバカだ?

 桜にはまだちょっと早い春だった。今日は朝から見慣れない奴らが来ている。そういえば新卒を採ったとは聞いていた。目の前にいるのは。金持ちそうなデブと、単なる現代っ子、それと水商売風の茶色の髪のオネーサンである。  9時を過 続きを読む…

1億5千万円の経常利益

 この会社は地方の広告代理店の小規模のネットワークに加入している。ネットワークといっても仕事の付き合いはほとんど無く、年に一度、代表者が集まって飲んで騒ぐ程度のものだが。今年もその会議があり、代表に千田部長と関谷くんが選 続きを読む…

金の振り子、曽田退社、渡りに船だ・・・

  「八木君、ちょっと!」と呼びだされ、僕は社長室へと向かった。もちろん呼んでいるのはあの社長である。ここのところ僕は社長のお気に入りとなって、くだらないことでしょっちゅう呼ばれては、本当にくだらない話しに付き合わなけれ 続きを読む…

ヤバいぞ。メモを見られてしまった。

  「ハ木君!。」  不機嫌そうな感じで僕を呼ぶ声が聞こえた。その声の主はやはり社長であった。何の用かと思い社長室に向かった。   「八木君、机の上のメモ、しまいなさい。あんなもの、どういう理由なんだ!!。」  僕には、 続きを読む…

悪人は駐車場に潜伏する。

 その話は笑えるようで、あまり笑えるものではなかった。  出先から新藤君が帰ってきた時の話である。いつものように新藤君は会社の駐車場に車を止めようとした時、なにか人の視線を感じたのでふと振り返ってみると、社長と総務部長が 続きを読む…