ストーンヘンジの石の起源、ついに判明!

ストーンヘンジの石って5000年前の人類が160マイル(257.5km)離れた場所から運んできていたんだそうですよ! ひゃー!
英ライチェスター大の地質学者ロバート・イクサー(Robert Ixer)博士とウェールズ国立博物館のリチャード・ベヴィンズ(Richard Bevins)博士が9ヶ月かけて記載岩石学(岩石に含まれる鉱物およびその組成関係を調べる学問) を応用して起源を辿ってみたところ、最初に並んだ列石のひとつはウェールズ州ペンブロークシャー近在の露頭「Craig Rhos-y-Felin」が起源と判明しました!
ストーンヘンジの岩の起源が分かったのは、これが初めて。
観光写真でお馴染みの、そそり立つ岩(通称・サルセン石。何世紀も後に追加された)ではなく、輪の中の岩ですけどね。
そんな一枚岩ってほどでもないんですが、それでもかなりの大きさですから、「これだけの岩を一体どう運んできたのか?」を巡ってマタゾロ諸説飛び交ってますよ。「人類が住み着く前に、氷河の移動で運ばれてきた」という説もあるし、もっと広く支持されてるのは「原初人類がなんらかの方法で引きずってきた」という説。
 
僕個人は人類が自力で運んできたって説を信じたいですねー。きっと木でレールこしらえて、その下に花こう岩の玉をゴロゴロ転がして運んできたんでは?
距離は160マイル(257.5km)だけど、途中プレセリ山脈もある峻険な道なので、 もしかしたら海路で運んだ可能性もありますよね。だけど、このルートは今の基準でもかなりの難路。ましてや新石器時代の船で無事運べたとは、とても思えないですし…。
やっぱり宇宙人!?

ニュース

Posted by takahashi