88年組はやっぱりすごかった!

【年末特集/モデルプレス=12月22日】各界で活躍する人材が豊富なことから、これまでも数々の特集が組まれるなどしてきた1988年組(1988年4月2日から1989年4月1日生まれ)。2016年一大ブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で主演をつとめた新垣結衣もそのひとりだ。新垣らとともに10代の頃より活躍してきた戸田恵梨香、20代を超えてからブレイクを果たした、この世代の“後発組”窪田正孝、岩田剛典(EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)ら…“奇跡の世代”“黄金世代”と呼ばれる彼らは、2016年も存在感を放っていた。

【フォトギャラリー】新垣結衣の“恋ダンス”が可愛すぎる!戸田恵梨香、10年前のミサミサも…“奇跡の世代”を写真でチェック

◆新垣結衣、“絶対的な可愛さ”で「逃げ恥」ブーム起こす

最終回視聴率が自己最高の20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と有終の美を飾った「逃げ恥」=ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)での好演が記憶に新しい新垣。

新垣演じる主人公のみくりと星野源演じる津崎平匡のもどかしい恋模様=“ムズキュン”ストーリーはもちろん、エンディングでキャスト陣が披露した“恋ダンス”もブームとなり、ついにはキャロライン・ケネディ駐日大使らがチャレンジするまでに派生。

モデルとして芸能界のドアを叩き、約10年前、CMで披露したポッキーダンスが「可愛すぎる」と話題を集めブレイク。そこから常に第一線で活躍し続けてきた新垣が、「逃げ恥」で改めて“絶対的な可愛さ”を世に示した。

大みそかに放送される「第67回 NHK紅白歌合戦」(19時15分~23時45分)には、審査員として出演することが決定。白組には星野の出場が決まっており、局を超えたコラボレーションに期待が寄せられている。

◆戸田恵梨香、10年ぶり“ミサミサ”で圧倒的輝き

戸田は“奇跡の世代”の筆頭。2016年は、スクリーンデビューとなった映画「DEATH NOTE」(「DEATH NOTE the Last name」「L change the WorLd」)以来、約10年ぶりに「デスノート Light up the NEW world」で“ミサミサ”こと弥海砂役を演じ話題を集めた。

戸田のブレイクのきっかけとなったミサミサは、ファンの思い入れも強く、日本のみならず海外でも大反響。現実の時系列と同じく、10年後のミサミサを演じたことで、“大人になった美しさ”と当時から高い評価を受けていた演技力を再度証明し、圧倒的な輝きで作品を彩った。

◆窪田正孝、引っ張りだこで常に注目の的

じわじわとブレイクし、今や若手トップレベルの人気を誇る窪田もこの世代。 2014年、NHK連続テレビ小説「花子とアン」でその名を広く知られ、2015年ドラマ「デスノート」(日本テレビ系) で主人公・夜神月を演じ、鬼気迫る名演技で“実力派”としての地位を確立した。

10代の頃にブレイクを果たす俳優・女優が多かった1988年組の中で、後発組となった窪田だが、2016年はドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(日本テレビ系)、「MARS~ただ、君を愛してる~」(日本テレビ系)、「THE LAST COP/ラストコップ」(日本テレビ系)、映画「ヒーローマニア-生活-」、「64 -ロクヨン- 前編・後編」、「MARS~ただ、君を愛してる~」、「HiGH&LOW」シリーズなど、出演作が途切れず。

石田スイ氏の人気コミックを実写化する映画「東京喰種 トーキョーグール」(2017年夏公開)への主演も発表されるなど、常に注目を浴び続けた。

◆岩田剛典、俳優として飛躍の年に

EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマーとして人気を博し、近年は俳優としても活躍の幅を広げる“がんちゃん”こと岩田も実はそのひとり。

10月期ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)で重要な役どころを演じ、俳優として一皮むけた印象のある彼は、2016年、映画初主演作となった「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」がヒット。すでに「第41回報知映画賞」新人賞を受賞するなど、今後もアーティスト活動に加え、演技面でもさらなる活躍が期待される。

◆吉高由里子、堀北真希、黒木メイサ…嬉しい話題もたくさん

また、2017年1月スタートの新ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)に主演する女優の吉高由里子も1988年組。NHK連続テレビ小説「花子とアン」(2014年上半期放送)でヒロインをつとめ、国民的女優として飛躍を遂げた吉高は、その後一時休業。そのため「東京タラレバ娘」発表時には、ファンの「待ってました!」という声が殺到。ドラマ主演は約2年ぶりとなるが、それを感じさせぬ存在感だった。

そして、新垣、戸田らと同じく、10代より世の男性の“憧れ”として変わらぬ人気を保つ堀北真希は第1子を出産。黒木メイサは第2子妊娠を発表するなど、おめでたい話題でも世間を賑わせた彼ら。この世代も続々と親になり、月日の流れを感じた人も多いのではないだろうか?

◆まだまだいる!各界で活躍する1988年組

このほか、佐藤健、三浦翔平、松坂桃李、瀬戸康史、多部未華子、菜々緒…とそうそうたる顔ぶれが揃っている、まさに奇跡。

さらに、リオデジャネイロ五輪卓球団体銅メダリストで、リオ五輪台湾代表の江宏傑選手と結婚したばかりの福原愛選手、リオ五輪体操個人総合・団体金メダリストの内村航平選手、米大リーグ・ヤンキース所属の田中将大投手をはじめ各界にも。「1988年組は、やっぱりすごかった!」そんなことを思わせてくれる活躍ぶりだった。(modelpress編集部)

<1988年組一部>※生まれ順
・瀬戸康史(1988年5月18日)
・黒木メイサ(1988年5月28日)
・三浦翔平(1988年6月3日)
・新垣結衣(1988年6月11日)
・吉高由里子(1988年7月22日)
・窪田正孝(1988年8月6日)
・戸田恵梨香(1988年8月17日)
・堀北真希(1988年10月6日)
・松坂桃李(1988年10月17日)
・菜々緒(1988年10月28日)
・田中将大(1988年11月1日)
・福原愛(1988年11月1日)
・内村航平(1989年1月3日)
・多部未華子(1989年1月25日)
・岩田剛典(1989年3月6日)
・佐藤健(1989年3月21日)