都道県別“鬼嫁度”ランキング

そこで、県民性研究の第一人者で、『おんなの県民性』(光文社新書)の著書もある、ナンバーワン戦略研究所の矢野新一さんに、都道府県別の“鬼嫁気質”を分析してもらった。はたして結婚後、鬼嫁化する可能性の高い妻の出身地はどこなのだろう。ベスト5を紹介!

【第1位】大阪府

「トイレが汚れるという理由で、旦那に対して“座りしょんべん”を強制している奥さんがいちばん多いのは、大阪というデータがあります。さらにそんな奥さんの旦那の出身地として、九州地方が目立って多いこともわかりました。もともと大阪はオカンが強く、マザコン男が多い場所。そして昔から“船場のルール”といって、娘に婿養子を取って商売を継がせる風土が残っているので、結婚後も女性はどんどん強くなる。鬼嫁化する可能性が極めて高いといえますね」

【第2位】高知県

「男女ともに気が強いのが高知の県民性ですが、『はちきん(男勝り、おてんば)』という、4人の男を手玉に取ることが由来の言葉もあるぐらい、とくに女性が強い土地柄。“耐えることができない”“白黒はっきりつけないと納得しない”女性も多く存在します。さらに男性と同じくらいお酒を飲む鬼嫁気質は十分あるでしょう。ただし、離婚という結論を出すのも早いので、“鬼嫁状態”はそう長く続かないかもしれませんね」

【第3位】茨城県

「男はヤンキー、女はスケバンが多い土地柄。大人になってもその気質が残っているのが茨城です。気が強いスケバンタイプが、そのまま大人になって鬼嫁化することも」

【第4位】東京都

「とくに23区。山の手と下町とでキャラは違うものの、共通しているのは気が強くてプライドが高いこと。プライドを傷つけたりすると鬼嫁化が加速する可能性も」

【第5位】北海道

「北海道は異色の歴史を持っています。開拓期(明治時代)には、北陸・東北の日本海側の保守的な地域から、北海道へ来る人が多かったのですが、当時は男女ともに働かないと生きていけない時代。男女平等の意識が培われて、道産子女性はアメリカ女性のような気質になっていきました。とくに札幌は、男が静かで女が強い傾向にあります」

「私は大丈夫」なんて思っているアナタ!“鬼嫁”は誰の中にも潜んでいる可能性がある。“出身地がランキングされていたら要注意かも!?