これぞカミ技、変幻自在 仙台で紙の造形作品展

紙を使った創作をテーマとしたコンペティション「紙わざ大賞」の入賞作品展が4月28日、仙台市泉区の泉パークタウンタピオで始まった。6日まで。
静岡の製紙会社「特種東海製紙」が開いた昨年のコンペに出品された362点のうち、大賞を含む入賞作約70点を展示した。和紙や段ボール、障子紙などを用いて緻密に作られたはり絵や彫刻作品が並び、訪れた客から感嘆の声が漏れた。
観賞した同区の大学教員本間照雄さん(67)は「紙に命を吹き込んだ作品に感動した。人の力量で紙はいろいろなものに生まれ変われると思った」と話した。
午前10時~午後8時。最終日は午後6時まで。入場無料。連絡先はタピオ022(355)5500。