仙台・緑ケ丘4丁目97区画を災害危険区域に指定 内陸で初

 仙台市は10日、東日本大震災で大規模な地滑り被害を受けた太白区緑ケ丘4丁目の一部2.2ヘクタール(97区画)を、災害危険区域に指定した。同市の内陸の被災地では初めての指定で住宅の新・増築が禁止され、防災集団移転促進事業が進められる。
 現時点では84世帯が移転対象になる見通し。市は来月、対象者が希望移転先などを答える「申出書」に基づき、事業計画の作成作業に着手。年内に国の同意を得て、来年1月には集団移転用地の取得や跡地買い取りを始めたい考え。移転跡地は防災緑地などの利用策を検討している。

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Posted by takahashi