文字が消えるように悪運が消える! アブラカダブラのおまじない

最近、祟られたように悪いことばかりが起こる。物ごとがうまくいかず、自己嫌悪の日々が続いている……。そんなときは、悪運とさよならできる「アブラカダブラのおまじない」でネガティブな状況を一気に解消してみませんか?

「アブラカダブラ」とは?

 世界的に有名な古い呪文「アブラカダブラ」。アラム語で、「この言葉のようになくなる」という意味で、もとは病を消し去る(=治療する)ためのおまじないでした。効果的な治療薬がない時代、人々はアブラカダブラのおまじないをすることで、病の平癒を願ったのです。アブラカダブラの呪文が今も言い伝えられているということは、このおまじないに効果があった証拠かもしれません。

こんなときにやると効果あり!

 アブラカダブラのおまじないは、悪い状況を消し去るためのもの。同僚や先輩から嫌がらせにあっている。嫌な男を遠ざけたい。トラブルやミスが立て続けて起こって困っているといったときに実行してみましょう。おまじないのあと早くて3日目あたりから、嫌がらせを受ける回数が少なくなる、悪縁が立ち消えになる、ミスが減少するといった、うれしい状況の変化を感じられるようになりそうです。

「アブラカダブラのおまじない」をやってみよう!

 このおまじないは、「下弦の月の夜」に行います(直近だと3月28日です)。おまじないをしている姿を誰かに見られると、効力が消えてしまいます。自室にこもるなど、完全に1人になれる状況で行いましょう。<おまじないのやり方>
(1)白い紙とペン、ロウソクを用意します。下弦の月の夜、ロウソクに火を灯して、紙に「ABRACADABRA」と書きます。

aburakatabura01
1行目は「ABRACADABRA」と書きましょう

(2)2行目以降は、左右の両端の文字を1つずつ減らして、最終的に逆三角形になるようにします。

aburakatabura02
2行目は「BRACADABR」となり……
aburakatabura03
最後の行は「A」だけになります

(3)書き終えたら、ロウソクのうえに紙をかざして、消し去りたい嫌なことを思い浮かべつつ「アブラカダブラ」と3回唱え、ロウソクの炎を吹き消します。

(4)紙は4つ折りにして、新月の日まで持ち歩きましょう。おまじないの効果があまり感じられないときは、次の下弦の月の夜に再チャレンジしてみるといいでしょう。

おまじないの効果を強める方法

 中途半端な気持ちでは、ほしい結果を手にすることができません。「効いたらいいな」ではなく、「効く!」と信じましょう。また、おまじないをする前にお風呂に入っておくのもオススメです。神社にお参りする際、お手水で禊ぎをするように、身体を清めてからおまじないをしたほうが効果も上がるのです。さらに、「おまじないが効いて物ごとがよくなっていく状況」を思い浮かべながら眠りにつけば完璧です!

 アブラカダブラのおまじないが、あなたの悪運を全て消し去ってくれますように!
(夏川リエ)