<おおがわら桜まつり>つぼみのまま開幕 関係者「早く花が開いてほしい」

白石川沿いの桜の名所「一目千本桜」で知られる大河原町で3日、「おおがわら桜まつり」(実行委主催)が始まった。ここ数日、最高気温が10度以下の天候が続いた影響で、桜はつぼみの状態。関係者は「今週末は気温が高いとの予報が出ている。早く花が開いてほしい」と期待した。
 斎清志町長ら関係者が白石川河川敷に集まり、安全祈願祭が行われた。周辺を長女(1)と散歩していた同町の主婦梅沢幹子さん(40)は「つぼみで残念。満開になれば(白石川の)屋形船に娘と乗り、楽しみたい」と話した。
 まつりは18日まで。期間中の午後6時~午後10時、夜桜がライトアップされる。
 同じく一目千本桜が連ねる柴田町でも「しばた桜まつり」が1日から開催中。近隣では約1300本の桜がある船岡城址公園で、桜のトンネルをくぐり抜けるスロープカーが運行される。