コメダ珈琲店 東北進出方針 13年3月以降

 東海地域を中心に「コメダ珈琲店」を展開するコメダ(名古屋市)は5日、2013年3月以降に東北や九州へ進出する方針を明らかにした。セルフサービスではない昔ながらの喫茶店サービスが人気で、数年以内に店舗数を現在の2倍となる千店に拡大する。
 ことし11月末の店舗数は472店で、内訳は東海が332店と多く、関東が67店、関西も48店を数える。10年以降、北陸や中国・四国でも展開し、今月11日には香川県、13年1月には広島県で1号店を開く予定。東北、九州の具体的な進出先は検討中だ。
 コメダは、広めの客席やおしぼりの提供といった客が滞在しやすい店作りが特徴。年齢や性別に偏りがない広い客層を獲得しており、出店を加速できると判断した。新規の加盟店の窓口となる「開発部」を横浜市と大阪市に置き、店の運営を指導する担当者も増強して、全国展開の体制を整えた。

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Posted by takahashi