韓国の青森旅行番組が炎上 禁輸措置中に「不適切」

【ソウル共同】韓国のテレビ局SBSがバラエティー番組で、俳優らが青森県を旅行して刺し身を食べるシーンなどを放送したところ、インターネット上で炎上する事態となっている。韓国政府が東京電力福島第1原発事故を理由に青森など8県の水産物に対する禁輸措置を取っている中「安全と宣伝しているようで不適切」という理由だ。

 「過剰反応」との意見もあるものの、8県の水産物への根強い不信が表れた形で、日本政府が求めている規制撤廃は容易ではなさそうだ。

 番組は2日に放送。韓国ドラマ「イ・サン」などで知られる俳優のイ・ソジンさんがゲスト出演し、ブリやエビの刺し身を食べたりした。