紅茶の国でも“タピる” 英国紳士も太ストローで

紅茶の本場であるイギリスで、なんとタピオカ入りのミルクティーがブームになっています。英国紳士が太いストローでゴクゴクと飲んでいました。

 大英帝国の時代から続くイギリス伝統の紅茶文化といえば、お菓子や軽食を食べながら香り高い紅茶を優雅に楽しむというイメージですが…。ロンドンにある店をのぞいてみると、客が飲んでいるのはなんと、タピオカティー。忙しそうなビジネスマンが電話をしながらゴクゴクと飲み慣れています。

 台湾から進出してきたChatimeはイギリス国内に26店舗を展開していて、去年の売り上げは日本円で約8億円にも上るといいます。なぜ、伝統的な紅茶の飲み方を重んじるはずの国でタピオカティーなのでしょうか…。

 イギリスでは「タピオカティー」ではなく、主に「バブルティー」と呼ばれ、ついには創業約300年、王室御用達の紅茶ブランド「トワイニング」も公式ホームページで紹介するほどの人気となっています。