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東部復興道路が全線開通 津波から仙台沿岸部を多重防御

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仙台市が東日本大震災で被災した沿岸部に整備したかさ上げ道路「東部復興道路」が30日午後3時、全線開通した。若林区の震災遺構荒浜小で記念式典があり、住民や工事関係者らが開通を祝った。市が復興の象徴と位置付けた道路の完成で、市内のハード面の復興は一区切りを迎えた。
 東部復興道路のルートは地図の通り。総延長10.2キロで、県道区間6.8キロと市道区間3.4キロからなる。約6メートル盛り土をして堤防機能を持たせ、海岸防潮堤や仙台東部道路などとの多重防御で津波の威力を軽減する。
 記念式典で郡和子市長は「幾多の試練を乗り越えて全線開通を迎えた。津波から人々の命を守るまさに命の道、命の防波堤であり、震災と復興を後世に伝えるシンボルだ」と語った。
 開通後は、県道区間を並走する旧県道塩釜亘理線が市道に変わり、復興道路の「側道」の役割を果たす。
 仙台東部道路との間は県道の井土長町線と荒浜原町線、市道南蒲生浄化センター1号線を「避難道路」として拡幅。復興道路の東側に避難の丘、西側に避難タワーやビルを整備した。
 事業費は避難道路も合わせて317億円。2014年3月に工事が始まり、当初は19年3月に完成する予定だった。一部区間で地盤改良の必要が生じ、全線開通は10月19日に先延ばしとなり、台風19号によるのり面の損傷で再延期された。