「火をつけたことは間違いない」女子高校生(17)を放火容疑で再逮捕 <仙台市・泉区>

1月20日未明、仙台市泉区将監の県営住宅の敷地内で相次いだ不審火で、警察は近くのコンビニエンスストアでライターのオイル缶などを盗んだ疑いで逮捕した17歳の女子高校生を22日、放火の疑いで再逮捕しました。

非現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのは、仙台市内に住む17歳の女子高校生です。

警察の調べによりますと、女子高校生は、20日午前0時10分ごろ、泉区将監5丁目の県営住宅の敷地内で、工事現場の事務所脇の廃棄物を集積するためのかごの中の木片にライターなどで火をつけ、事務所を焼損させた疑いがもたれています。

警察の調べに対し、女子高校生は「火をつけたことは間違いない」と、容疑を認めているということです。

女子高校生は火事が発生したおよそ1時間前に現場近くのコンビニエンスストアでライターやオイル缶などを盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されていました。

県営住宅の敷地内では、ごみの集積所や掲示板など合わせて7ヵ所が焼ける火事が発生していて、その一部の場所から女子高校生が盗んだとされるものと同様のオイル缶やライターが見つかっていました。
警察は火をつけた動機などを詳しく調べることにしています。