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「この世の終わり」 新型肺炎で封鎖の中国・武漢、政府に支援求める声も

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【AFP=時事】新型コロナウイルス感染による肺炎の流行を受けて交通遮断措置が取られた中国・湖北(Hubei)省の武漢(Wuhan)では、住民から食料不足や不安、政府の支援を求める声が上がっている。

 人口1100万人余りの武漢市内は23日、交通機関の運行停止や外出を控える呼び掛けなどを受け、春節(旧正月、Lunar New Year)の飾り付けが施された往来から車や人影がすっかり消えた。街角では、当局の呼び掛けに従いマスクをした人を時折見かける程度だ。

 小さなスーパーマーケットから出てきた男性は、AFPの取材に「なるべく家にいて、必要な時だけ日用品を買いに出るようにしている」と語った。このスーパーも既にほとんどの商品棚は空っぽだ。

 ソーシャルサイトの微博(Weibo)には、「食べ物も除菌グッズも足りていない。もっと情報も必要だ。私たちがこの世の終わりのように感じていることを、みんなに理解してほしい」との武漢市民の投稿があった。

 この2日間は家にこもっているという男性(26)によると、前回の外出時、医療用マスクは普段より高額の50元(約790円)で販売されていた。この男性がいくつか購入した後、すぐ後ろに並んでいた客が残りを全て買っていったという。

 例年なら春節前には買い物客でにぎわう武漢中心部のショッピングモール「M+」も、オープンしてはいるものの全店舗がシャッターを下ろし、駐車場には車1台しか止まっていなかった。

 マスク不足や食品価格の高騰を訴え、インターネット上で政府に支援の提供を求める市民もいる。タクシーの運転手は、武漢が封鎖されて以降、市内のタクシー料金は3倍に跳ね上がったとAFPに語った。

 微博では23日夜までに、武漢封鎖を意味するハッシュタグ「武漢封城」を使った投稿が12億件以上の閲覧数でトレンド入りし、この話題について議論する投稿も37万6000件を超えた。市外のネットユーザーからは、なぜもっと早く封鎖措置を取らなかったのかと疑問の声も出ている。