フワちゃん人気に見る逆輸入化…TVからYouTubeと反対の流れ

「情報番組からバラエティまで、電波ジャックの勢いでメディアに露出しています。テレビに出ているYouTuberのなかで、いま一番勢いのあるといえるでしょう」(バラエティスタッフ)

超ハイテンションのタメ口キャラで大ブレイク中のYouTuber芸人のフワちゃん(27)。最近では、テレビで見ない日がないほど引っ張りだことなっている。

そんな相次ぐ起用の背景には、持ち前のキャラに加えて“好条件で起用できること”も影響しているようだ。

「もともと彼女は芸人なこともあり、テレビに出演できるのが単純に嬉しいのでしょう。またYouTuberであり続けるため、もっと知名度が欲しいところ。そのためオファーもほとんど断らないそうです。ギャラの面でもいっさい揉めないため、局としても積極的に起用したがっています」(テレビ局関係者)

ただ売れすぎるがあまり、別の“悩み”も抱えているという。

「ほぼ毎日のようにテレビの仕事があるせいで、『最近は動画の編集が追いつかないんです』と困っていました。今の彼女がYouTubeに専念したら、月収も数百万はいくと思います。テレビだと1回の仕事が数万円から10万円程度ですからね。周囲は『もっとテレビの仕事を控えたらどうか』とアドバイスしているそうです」(芸能事務所関係者)

最近では女優の本田翼(27)やキングコングの梶原雄太(39)など、テレビの世界で活躍した人がYouTuberとして成功を収めるようになってきた。

「その点、YouTubeが主戦場のフワちゃんは“逆輸入”タレント。現在、どこの事務所にも所属していません。このようなケースはこれからも増えてくる可能性がありますので、モデルケースとして注目されています」(広告代理店関係者)

令和における新しいお笑いのアイコンとして、ますます活躍しそうだ。