【独自】「ウイルスばらまいてやる」 感染の50代男性

愛知・蒲郡市で、新型コロナウイルスへの感染が判明したあとに飲食店を訪れていた50代の男性が、家族に「ウイルスをばらまいてやる」などと話し外出したことが新たにわかった。

蒲郡市の50代の男性は、4日に検査で陽性と確認されたあと、受け入れ先の医療機関が見つかるまで自宅待機するよう要請されていたが、それを無視して1人で市内の飲食店を訪れていた。

その後の警察への取材で、男性は自宅を出る前、家族に「ウイルスをばらまいてやる」などと話していたことが新たにわかった。

また、市の関係者によると、男性はタクシーで自宅を出て飲食店を2軒訪れ、そのうちの1軒で「新型コロナウイルスに感染している」などと話し、防護服を着た警察官が駆けつける騒ぎになった。

保健所は、濃厚接触した店員と客を健康観察の対象にし、自宅待機を要請している。