北九州の病院で職員17人がコロナ陽性 院内感染か

北九州市は1日、市内の病院に務める職員17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は院内感染が発生した可能性が高いとみており、厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請した。

 市によると、院内感染が起きた可能性があるのは、同市門司区の新小文字(しんこもんじ)病院。この病院には3月31日に感染が確認された80代の男性が入院しており、医療スタッフ48人にPCR検査を実施したところ、17人が陽性だったという。

 病院は外来や新たな入院の受け入れを停止。市は残る病院職員約600人と入院患者183人のPCR検査を実施する方針。