東北大、オンライン授業でシステム障害 アクセス集中が原因 20日午前までに復旧

東北大は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同日に全学部・研究科で始まったオンライン授業のシステムに障害が発生し、一部の授業を学生が受講できなかったと明らかにした。アクセスの集中が原因で、システムは同日午前10時50分までに復旧した。
 障害が発生したのは、1、2年生を対象にした全学教育科目の授業システム。開始前の午前8時半ごろから、システムにログインするための画面に「システムエラーが発生しました」などと表示されたまま、学生が受講できない状態が続いた。
 同大は20日から5月6日までをオンライン授業の試行期間と位置付け、正しく受講できなくても、本格実施後の授業進行や成績に影響はないと説明している。
 広報室は「学生の皆さんに不便をかけて申し訳ない。再発防止に向けて取り組みたい」と話した。