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ベトナム出身夫妻、困窮者へコメや野菜 仙台、活動への協力も呼び掛け

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ベトナム出身で仙台市太白区のド・バン・トゥアンさん(39)とグェン・ティ・バン・アイーンさん(39)夫妻が私財を投じ、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する人々に食料などを配布している。「今はベトナム出身者が中心だが、国籍は関係ない。困っていれば誰でも連絡してほしい」と呼び掛けている。

 トゥアンさんは8日、ベトナムから仙台の専門学校に留学中のグェン・フィ・ホアンさん(21)=太白区=に、コメ5キロと野菜などが入った食料品セットを手渡した。
 ホアンさんは3月に来仙し、飲食業などのアルバイト先を探したが、新型コロナの感染拡大による営業自粛で見つからず、助けを求めた。「バイトができず生活が苦しかったので、本当にありがたい」とほっとした様子だった。
 フリーランスで通訳業を営むトゥアンさんは、在仙台ベトナム人協会の会長も務める。3月初めから「仕事が減り生活できない」「収入がなく食料が買えない」などと留学生らから窮状を訴える電話が相次いだ。
 トゥアンさんはアイーンさんと相談し、「コメ5キロあれば1人1カ月は持つだろう」と100キロを調達。すぐに会員制交流サイト(SNS)に「困ったらいつでも連絡を」と投稿した。ホアンさんを含め県内の7人から連絡があり、食料を届けた。
 夫妻は不動産業の知人の協力を得てアパートの1室も借りた。「この先、家賃を払えず住む場所を失う人が出るかもしれない」(トゥアンさん)との懸念があり、一時的な避難場所としての活用を想定している。
 「みんなが笑顔になればいい。家族のような気持ちで支援を続けたい」とトゥアンさん。アイーンさんは「少しでも困っている人の助けになりたい」と強調する。
 資金に限りがあり、活動継続のための協力も呼び掛けている。連絡先はトゥアンさん080(9600)8686。