情報発信拠点の「東北ハウス」秋葉原で 来年7、8月に開催

東北6県と新潟県の情報発信拠点事業「東北ハウス」の実行委員会は6日、今夏の開催中止に伴う新たな会場として、東京都千代田区のJR秋葉原駅前にあるイベントスペース「アキバ・スクエア」を選んだと発表した。開催は来年7月22日~8月7日の予定。コンテンツの内容や事業規模は9月ごろに固める見通し。
 アキバ・スクエアはレストランやオフィスなどが入る複合型ビル「秋葉原UDX」の2階にあり、面積約1300平方メートル、最大収容人数1300人。7県と仙台市、経済団体などでつくる実行委は、利便性の高さや国内外から多くの旅行者らが集まることなどを考慮し、適地と判断した。
 東北ハウスは2020年東京五輪・パラリンピックに合わせ、東日本大震災の支援に対する感謝や観光情報などを伝え、認知度向上と交流人口拡大につなげるのが狙い。今夏にJR高輪ゲートウェイ駅前などで開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で取りやめた。