在仙3球団、飲んで応援 特製ラベルの「浦霞」発売

宮城県塩釜市の「浦霞」醸造元の佐浦は、仙台市を本拠地とするプロ野球東北楽天、サッカーJ1仙台、バスケットボール男子のB2仙台の3チームのマスコットとチームカラーをデザインした日本酒を発売した。全て300ミリリットルの小瓶タイプで、3商品のセットも用意した。
 東北楽天ラベルは本醸造酒の「からくち 浦霞」(539円)を採用。クリムゾンレッドをベースに、バットを持つクラッチを配した。
 J1仙台ラベルは純米酒の「純米酒 浦霞」(594円)。ベガルタゴールドを基調とし、サッカーボールを足元に置いてVサインをするベガッ太を描いた。
 B2仙台ラベルは本醸造生貯蔵酒の「ぼとる 浦霞」(528円)を使用。ホームユニホームの黒を背景に、バスケットボールを持つティナをあしらった。
 3商品を詰め合わせた「仙台プロスポーツ応援セット」は1870円。土産品として使えるように持ち手を付け、それぞれのラベルが見えるようにした。
 浦霞の本社に併設する販売所のほか、仙台市のJR仙台駅や塩釜地区2市3町の酒販店で取り扱う。売り上げの一部は各チームの収入になる。
 同社は「シーズンが始まっても定員を抑えた試合が続く。商品を購入することでチームを支援するとともに、自宅などで応援する際に飲んで盛り上がってほしい」と期待した。