防衛相、UFO遭遇時の対応指示 「撮影で記録、必要な分析を」

河野太郎防衛相は14日、自衛隊に対し、日本の防衛や警備に影響を及ぼす未確認飛行物体(UFO)に遭遇した場合の対応について指示した。特に領空侵犯に対応する隊員らに「報告に万全を期すとともに写真などの記録に努め、必要な分析を行うよう」求めた。これまで自衛隊が遭遇した例はないという。

 指示はドローン技術の進歩により、従来はなかった新たな飛行物体が現れる可能性も考慮した。

 米国防総省が4月、円盤状の物体が高速で飛んでいる映像を公開したことを受け、河野氏は遭遇時の手順を定める考えを示していた。「正直言うと私はUFOを信じていない」とも語っていた。