東北学院 2回戦辞退へ 夏の高校野球全国大会

夏の高校野球全国大会に出場している東北学院で選手1人がコロナ陽性判定を受けたことについて大会本部は17日、「集団感染に当たらない」との認識を示し2回戦を予定通り行う考えを示しましたが、東北学院は2回戦を辞退することになりました。

東北学院は11日の1回戦で勝利した後、PCR検査で選手1人が新型コロナウイルスの陽性判定をうけ、さらに選手2人を含む4人が濃厚接触者と判断されていました。

2回戦の開催可否について大会本部はガイドラインで「集団感染ではなく個別感染の場合は試合開始2時間前までは当該選手を入れ替えたうえで出場できる」となっていました

大会本部はきょうの会見で東北学院の感染状況について「現時点では個別の感染で試合に向けた準備を進めている」との見解を示しました。

その上で「PCR検査を実施して状況を確認しながら準備を進めている」とし、東北学院の2回戦を予定通り実施する考えを示していましたが、東北学院は2回戦出場を辞退する方針を決めました。

東北学院は21日土曜日の第一試合で、長野県の松商学園と対戦する予定でした。