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色々なものが雑多にファイリングされています。

洗練されたデザインも人気 気仙沼のクラフトビール、缶販売に主軸

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東日本大震災からの復興を後押ししようと、昨年4月から気仙沼市で醸造されているクラフトビールが地元での存在感を高めている。主に首都圏のビアバー向けに出荷してきたが、市内小売店での缶ビール販売網も徐々に広げ「気仙沼のビール」としてさらなる浸透を図っている。

多彩なパッケージの缶ビールをPRするBTBのメンバー=気仙沼市南町3丁目のBTB

 醸造するのは、地元企業などの出資でつくる合同会社「BLACK TIDE BREWING」(ブラック・タイド・ブルーイング、BTB)。主要5種ほどを軸に、これまで約60種類を販売してきた。
 醸造士の一人立花薫さん(25)は「一品ずつ個性が違う。クラフトビールならではの多様な味わいを伝えたかった」と話す。
 本来はビアバー向けのたる詰め販売が7割の計画だった。しかし新型コロナウイルス禍で飲食店の需要が激減。主軸を缶ビール販売にシフトし、現在は月7000~8000リットルを生産し軌道に乗る。
 缶ビールも首都圏への出荷が大半で、当初は市内で購入できる場所が限られた。今はコンビニやスーパー、観光施設など10店舗ほどが扱う。JR仙台駅内など仙台市内にも卸先が増え、地元を中心に県内でも手にしやすくなった。
 洗練されたパッケージも人気。市の観光キャラクター「ホヤぼーや」をちりばめたデザインはあっという間に品切れに。地元酒造会社とコラボし米こうじを使った一品も話題を呼んだ。
 商品名には気仙沼の語源とされるアイヌ語「KESEMOI」(ケセモイ)や「NAGI」(凪(ナギ))など気仙沼や漁業に関する言葉を多用し、地元への思いをにじませる。立花さんは「パッケージや商品名から親しみを持ってくれる人も増えた」と手応えを語る。
 ホップやフルーツなどの副材料を豊富に使い、1缶(350ミリリットル)600円から。新型コロナで今年は見送ったが、クラフトビールの奥深い魅力を広めようと気仙沼湾の岸壁に全国のビールやキッチンカーを集め、食や音楽と楽しめるイベント開催も構想する。
 営業部長の丹治和也さん(34)は「気仙沼の特産品のようにBTBのビールが身近な存在になるよう、さらに地元でアピールしていきたい」と意気込む。
 ビールはインターネット販売もしている。