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サツマイモ「仙台金時」の直売所オープン 被災農地を再生<名取ウイーク>

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徳島県産サツマイモの高級ブランド「鳴門金時」を改良した宮城県産「仙台金時」の直売所「産直ハウス金時村」が10月末、名取市下増田の北釜地区にオープンした。東日本大震災の津波で被災した農地の再生に一役買おうと栽培を続ける徳島県出身の浜松彰宏さん(57)=仙台市太白区=らが運営。自慢の味わいを広める拠点にしたい考えだ。

客に仙台金時の焼き芋を渡す黒沢さん(左)と浜松さん

 店舗とするビニールハウス内に焼き芋の香ばしい匂いが漂う。生の仙台金時は500グラム429円で並ぶ。仙台空港に近いことから、浜松さんは「観光バスが寄る名所にしたい」と思い描く。

 仙台金時は程よい甘みと繊維質がない滑らかな食感が特徴。浜松さんは2012年に徳島県の農家から鳴門金時の苗を取り寄せ、宮城県内の農家と栽培を始めた。北釜地区では4年前から。「良好な砂地で最高の場所。海風で甘みが生まれる。徳島に負けない芋ができた」と手応えを語る。

 適温で芋を熟成できる貯蔵設備を導入し、畑の近くに直売所を構えた。7月には仙台金時の生産販売を手掛ける会社を設立した。浜松さんと店に立つ出資者の黒沢春美さん(74)=仙台市太白区=は「耕作されない荒れ地を何とかしたいという浜松さんの考えに共感した」と話す。

 震災後に北釜地区を離れた被災者も来店するという。浜松さんは「仙台金時の一大産地にできる。地域活性化で住民の応援に応えたい」と力を込める。

 開店は土、日曜午前8時~午後3時。平日に焼き芋のみ販売する場合もある。来年3月に今シーズンの営業を終える見込み。連絡先は運営会社「仙台金時」080(8608)5442。