性行為強要と女優が告発の榊英雄監督【コメ全文】「不快な思い」「深くお詫び」 映画は公開中止

性被害を題材にした映画「蜜月」を監督した榊英雄氏(51)に性行為を強要されたと女優たちが週刊誌に告発した問題を受け、映画の制作会社である(株)ファミリーツリーが9日、榊監督のコメントを発表した。映画は25日に公開を控えていたが、この日、週刊文春オンラインで複数の女優による性被害告発記事が配信されたことを受け、「公開を一旦中止」と映画の公式サイトで発表された。

【以下、榊監督のコメント全文】

この度は、映画「蜜月」の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。

そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております。

また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております。

記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております。

最後に、関係者の皆さま深くお詫びするとともに、今後の対応に関しましては、専門家と話し合いの上、進めていきたいと思っております。

2022年3月9日 榊英雄