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仙台藩ゆかりの林子平作詞「いろは歌」

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江戸後期の仙台藩ゆかりの思想家で、海防の必要性を訴えた林子平(1738~93年)の和歌に、音楽教育家海鋒義美さん(1905~97年)が曲を付けた「いろは歌」が、20日に仙台市青葉区の龍雲院である林子平祭で披露される。1942年に作られたが、その後忘れられ、80年ぶりに市八幡小の子どもたちが合唱する。

 仙台市の元教員大崎健二さん(73)が、海鋒さんの長男で合唱指揮者の博美さん(2021年6月に86歳で死去)の協力を得て、仙台文学館所蔵の資料から楽譜などを発掘した。子平没後150年祭が行われた1942年、子平が子どもたちへの教訓を込めて残した47首の短歌・いろは歌の中から、渋谷徳三郎仙台市長(当時)が5首を選び、義美さんが曲を付けたという。

 当時の河北新報記事によると、市内の国民学校音楽主事を対象に義美さんが指導。龍雲院での150年祭で、八幡国民学校(現八幡小)児童らが歌った。

 いろは歌は、敬意を持って人と接する大切さを訴える1番「ほどほどの礼儀忘るな朝夕に心安しと語る中にも」をはじめ、父母への感謝をうたう2番、学問に対し謙虚であれと諭す3番、怠らず学び続けることを呼びかける4、5番で構成される。

 曲は日本伝統の陰音階で書かれており、大崎さんは「シンプルで歌いやすいメロディー」と話す。

[歌詞]
一、ほどほどの 礼儀忘るな 朝夕に 心安しと 語る中にも
二、父母の 恩はすみせん わだつみの 高さ深さの かぎりなければ
三、ぬきんでて 我しりがほに 物言うな 人の知恵には 上に上あり
四、何事も うかうかせずに 精出せ 月日は鳥のとぶよりもとし
五、今日といい 明日といいつつ おこたれば 老いゆくとしぞ 悔いてかえらず