感染警戒レベルを5から4段階に見直しへ オミクロン株対応で 政府

政府は「第8波」の対策に向け、感染警戒レベルの分類を現状の5段階から4段階に見直す方向であることがFNNの取材で分かった。

政府は、新型コロナウイルスの5段階の感染警戒レベルを2021年11月に設定している。

政府は、現在、感染の主流となっているオミクロン株の特性に対応するためレベルを5段階から4段階に見直すことを検討している。

感染者がいない状況を示す「レベル0」をなくし、病床使用率50%を超えることなどが基準となる「レベル3」では、第7波のときの「BA5.対策強化宣言」のように、各都道府県の判断で行う行動自粛などの呼びかけの目安とする。

想定を超える感染者が増加した状況の「レベル4」では特措法に基づくより強力な要請などを行う。

政府はこうした案を今週にも開かれる新型コロナ対策分科会で示す方向。