第三のビール「東北の恵み」東北6県限定発売 アサヒビール

東松島産「大麦」、山形産「ホップ」使い福島工場で生産 

 アサヒビールは22日、第三のビール「クリアアサヒ 東北の恵み」を東北6県限定で売り出す。販売数を県ごとに集計し、1本につき1円を各県の地域振興や東日本大震災からの復興支援に寄付する。

 本宮市の福島工場で製造する。材料には同社が一般社団法人東松島みらいとし機構(東松島市)と共同生産した「希望の大麦」、山形県産ホップなどを使用。同社は「ホップの華やかな香りと食事に合うすっきりとした飲み心地を楽しんでほしい」とPRする。

 東北の恵みは2017年に売り出し、寄付額は累計550万円を超える。

 スーパーやコンビニなどで取り扱い、想定価格は350ミリリットル缶が157円、500ミリリットル缶が219円。両サイズを合わせ、昨年より1500ケース多い2万3000ケースの販売を見込む。