フォント40種類以上! 個性的な「もじ」ずらり 仙台・イラストレーターが個展

 文字ばかりを描く仙台市のイラストレーター平野友望さん(38)の個展「みるもじ かくもじ」が、太白区の図書施設「8BOOKs SENDAI(エイトブックス センダイ)」で開かれている。26日まで。

 書棚のテーマに合わせて57作品を展示。多様性に関する棚には、地球に見立てた青いキャンバスに複数の言語で「こんにちは」と描いた作品を並べた。結婚がテーマの棚には、赤い糸をイメージして「happiness」の文字を連ねた作品を置いた。

 主にキャンバスに水性ペンキで文字を描く平野さん。作品にはオリジナルのフォント40種類以上が使われ、線の太さや装飾の異なる個性的な文字が来場者の目を楽しませる。

 平野さんは「意味を伝える手段である文字を見て楽しみ、文字の可能性に触れてほしい」と呼びかける。

 午前9時半~午後7時。施設の入場料(大人1300円など)が必要。連絡先は同施設022(748)5781。