警視庁が選んだ大事件、1位は「オウム真理教」 明治以降100の事件・事故から

創立140周年を迎えた警視庁は職員へのアンケートで、10大事件を選んだ。1位は地下鉄サリン事件などのオウム真理教事件(平成7年)、2位は東日本大震災(23年)、3位はあさま山荘事件(昭和47年)だった。19日から警察博物館(東京都中央区)で始まる特別展で紹介する。
 アンケートは明治10年の西南の役から昨年10月の台風26号による伊豆大島災害までの100の事件・事故、災害を事前に選定し、1人が3つに投票する形で実施した。対象は全職員約5万人で回収率は91%。
 4位以下は、3億円事件(昭和43年)▽大喪の礼、即位の礼・大嘗祭(平成2年)▽オウム事件特別手配容疑者3人の逮捕(24年)▽世田谷一家殺害事件(12年)▽秋葉原無差別殺傷事件(20年)▽西南の役▽八王子スーパー強盗殺人事件(7年)-だった。
 オウム事件については「平和といわれた日本で発生し、世界中に衝撃を与えた」「部や所属を越え、一つになって戦った」。東日本大震災には「人生観を変えさせられた。警察官であることを超えて、これからの人生においていつ何が起きるかを考えさせられた」との意見が寄せられた。

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Posted by takahashi