国民投票改正案を可決=7党が賛成、9日参院送付―衆院憲法審

 衆院憲法審査会は8日、国民投票法が規定する投票年齢を「20歳以上」から4年後に「18歳以上」へ引き下げる同法改正案を与野党7党の賛成多数で可決した。9日の本会議で可決され、参院に送付される見通し。参院審議は14日にも始まり、今国会で成立する段取りだ。
 8日の審査会では、選挙権年齢を2年以内に18歳以上へと引き下げることなどを盛り込んだ7項目の付帯決議を採択した。
 改正案を共同提出した自民、公明、民主、日本維新の会、みんな、結い、生活の各党が賛成した。共産党は反対した。委員のいない社民党は、委員外議員として質問した吉川元氏が反対の立場を表明した。
 この後、自民党憲法改正推進本部の船田元・本部長は記者団に対し、「憲法改正に向けて一つの環境整備ができる点は、大変大きな価値がある。改憲原案をどのようにつくっていくか、いよいよ本丸に入っていく段階になる」と強調した。 

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Posted by takahashi