年間TV出演本数、設楽統3連覇逃す

メディアの調査・分析を行うニホンモニターは16日、『2014タレント番組出演本数ランキング』を発表した。上半期332本で2位だったTOKIOの国分太一が653本で初の1位に輝いた。上半期349本と首位で折り返したバナナマンの設楽統は616本で2位となり、一昨年、昨年に続く3連覇はならなかった。3位には有吉弘行が516本でランクインした。
 国分は上半期こそ設楽の後塵を拝する形となったが、653本で見事首位。昨年10位から大きく躍進した。朝の情報番組『いっぷく!』(TBS系)や『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)などに幅広く出演。TOKIOとしての出演も多く、上半期で17本あった設楽との差をひっくり返し、最終的には37本の差をつけた。
 3連覇こそ逃した設楽だが、3位の有吉とは100本の差があり、依然強さを見せつけた。『ノンストップ!』(フジテレビ系)、『奇跡体験!アンビリバボー』(同)、『世界にひとつ ミラクルレシピ』(テレビ朝日系)などに出演し、昨年(615本)よりも数字を伸ばしている。
 『有吉反省会』(日本テレビ系)などがおなじみとなった有吉は一昨年、昨年に続く3位で安定感を見せた。上位2人と4位の加藤浩次(492本)は平日帯番組の司会を務めているが、そういった番組のない中で500本を超える記録は大健闘といえる。
 5位と6位にはオードリーの春日俊彰(439本)と若林正恭(437本)がコンビでランクインし、7位にはフットボールアワーの後藤輝基(434本)が入った。女性タレント部門では、オアシズの大久保佳代子が385本で1位(全体17位)、小島瑠璃子が373本で2位(全体20位)と、昨年の同部門4位、7位からそれぞれ躍進した。
 また、「毒舌」「潔癖」などのキャラで再ブレイクした坂上忍が昨年の140本から416本に大きく伸ばして10位に入ったほか、中村アンが129本から240本、IVANが13本から175本へと大幅に増やしている。
【調査概要】
調査項目:タレント番組出演本数(出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2014年1月1日~2014年11月30日
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
・グループ出演と個人出演の合算にて集計
・アナウンサーは対象外とする
・通販番組出演者は対象外とする(ニュース番組内でのコーナーとしての通販出演者は含む)
・再放送番組は対象外とする
・ナレーション出演は対象外とする

ニュース

Posted by takahashi