はやぶさ試乗、狭き門 競争率約60倍 JR東日本が追加措置

JR東日本は26日、2月に実施する東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」試乗会の定員を、予定の4000人から4400人に増やしたと発表した。当初定員の60倍を超える応募が殺到したための措置。当選者には2月上旬に案内状を送付する。
 同社によると、12~21日の受付期間中に約9万7000件の応募が寄せられ、参加希望者は約24万6000人に上った。このため8回実施する試乗会の各回の定員を50人ずつ増やした。
 都道府県別応募状況は東京が最多で2万4137件。東北は宮城が7097件と最も多く、青森4818件、岩手3741件、福島1828件と続き、沿線の関心の高さをうかがわせた。
 試乗会は2月18~20日、大宮―仙台間と盛岡―新青森間で行われる。大宮―仙台間では最高時速300キロが体感できる。
 JR東日本は「60倍を超える応募に驚いた。当選者には、快適な高速走行を楽しんでもらいたい」と話している。
 はやぶさは3月5日から導入される。

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Posted by takahashi