巨匠の名作間近に 蔵王美術館今季の営業開始

国内外の著名な芸術家の作品を収蔵する蔵王町遠刈田温泉の美術館「エール蔵王 島川記念館」が、今季の営業を始めた。新展示「島川コレクション 近代日本画壇の巨匠達パートⅢ」は7月5日まで開かれている。
 日本画、洋画を中心に167点を展示。平山郁夫の「流沙浄土変」や「マルコ・ポーロ東方見聞行」に加え、横山大観の「霊峰不二」、小磯良平の「踊り子」といった見応え十分の名作が並ぶ。
 青森市出身の板画家棟方志功の肉筆画「倭画(やまとえ)襖絵(ふすまえ) 山村池畔図」は、8枚のふすまに筆を勢いよく走らせた大作。エミール・ガレのガラス花器、楽茶碗(らくちゃわん)の2代から15代までの作品もある。
 開館時間は午前10時~午後5時で、月曜休館。入館料は一般1500円など。連絡先は0224(26)9501。

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Posted by takahashi