ニッカウヰスキーの「余市」と「宮城峡」の出荷停止

アサヒビールは、傘下のニッカウヰスキーが製造するウイスキーの「余市」と「宮城峡」の販売を、8月出荷分で取りやめることを決めた。

最近のウイスキーブームで原酒が足りなくなった。ただ、ブランド名は今後も残す。

両ブランドは、一つの蒸留所の原酒のみを使う。ニッカは今後、余市蒸留所(北海道余市町)と宮城峡蒸留所(仙台市)の原酒をブレンドしてつくる主力の「竹鶴」の生産に集中する。

ウイスキーの原酒の熟成には10年以上かかるケースが多いが、1990年代以降、国内のウイスキー消費の低迷で生産を縮小していた。

近年、炭酸で割るハイボールの流行や、ニッカ創業者をモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」の影響で、ウイスキー人気が高まり、各メーカーは原酒不足に悩んでいる。