自転車持ち込み牡鹿半島ぐるっと 仙台発着、専用列車使ったイベント初開催

自転車と観光を組み合わせたサイクルツーリズムを推進しようと、JR東日本仙台支社と一般社団法人石巻圏観光推進機構は29日、JR仙台駅発着の専用列車を使って石巻市と宮城県女川町でサイクリングを楽しんでもらうイベント「牡鹿半島ぐるっとライド OSHI 1(オシイチ)」を初めて開催した。
専用列車「サイクルトレイン牡鹿」は車内にロードバイクを固定する器具があり、自転車を折り畳んだり分解したりせずに持ち込める。宮城、岩手、福島3県や関東地方から参加した26人は、女川駅から牡鹿半島を周遊して約70キロを約5時間かけてサイクリング。石巻駅から専用列車で仙台駅に戻った。
仙台市青葉区の税理士木村一誠(まこと)さん(61)は牡鹿半島で9月に開かれる「ツール・ド・東北」にも参加する予定。「起伏のあるコースで楽しめた。今後は食べ物や給水ポイントも充実させてほしい」と話した。
あいにくの小雨交じりで牡鹿半島の絶景はお預けとなったが、機構の斉藤雄一郎業務執行理事(60)は「大きなトラブルもなく、まずは成功。サイクルツーリズムの柱として定着させたい」と語った。