東京都民が行ったことのない関東の県

関東6県のうち、東京都民が最も行ったことのない県はどこか。阪急交通社が7月30日に発表した調査結果によると、都内に住む20代以上の男女502人のうち、茨城県に行ったことがないという人が20.5%で最も多かった。

一方、神奈川県に行ったことがない人はわずか3.8%で、千葉県に行ったことがない人も5.2%に留まった。

観光・レジャーで神奈川に行ったことがある人は8割超、茨城は6割以下

行ったことのない県の調査では、その県に行った目的は問わなかった。そこで目的を観光・レジャーに絞って、行ったことがある人の割合を調査した。

すると、神奈川県に観光で行ったことがある人の割合は82.1%に上った。みなとみらいや中華街、江の島、鎌倉などの観光地が多いからだろう。次いで、79.3%の人が千葉県に観光・レジャーで行ったことがあると回答した。東京ディズニーリゾートが割合を押し上げているのかもしれない。

日光や鬼怒川温泉、餃子で有名な宇都宮の位置する栃木県は68.5%、草津や伊香保といった温泉地に恵まれた群馬県は66.1%だった。

最下位は茨城県の58.4%だった。茨城県にも国営ひたち海浜公園や牛久大仏、偕楽園といった観光スポットがあるが、知名度はやや低い。観光のためにわざわざ行く人は多くないのだろう。

各県で真っ先に思い付く観光スポットを聞くと、神奈川県では、横浜、箱根、鎌倉の順に多かった。千葉県では、東京ディズニーリゾートがトップで、次いで鴨川・鴨川シーワールド、九十九里浜を挙げる人が多かった。

栃木県では、日光、那須、宇都宮という結果に。群馬県では草津温泉に続いて、富岡製糸場と伊香保温泉が、埼玉県では秩父、川越、長瀞(ながとろ)がランクイン。茨城県では大洗海岸、偕楽園、牛久を挙げる人が多かった。

また東京を除く関東6県の場所を聞いたところ、群馬県の正答率は68.9%、栃木県の正答率は69.5%でいずれも7割を下回った。群馬を栃木と答える人が12.5%、栃木を群馬と答える人が14.9%おり、両者を混同している人が多いことがわかる。

埼玉、神奈川、千葉の正答率はいずれも8割を超え、茨城でも78.1%に上っていた。行ったことはなくても、茨城の場所なら把握しているという人も多いようだ。