西田敏行さんに福島県民栄誉賞 郡山出身、笑顔で県民を元気に

福島県は30日、郡山市出身の俳優西田敏行さん(70)に県民栄誉賞を授与すると発表した。9月17日に郡山市のホテルで内堀雅雄知事が手渡す。
西田さんは「釣りバカ日誌」シリーズや「池中玄太80キロ」など数々の映画やドラマに出演。歌手としても「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットした。東京電力福島第1原発事故後は県産農産物の風評払拭(ふっしょく)などに尽力した。
定例記者会見で授与を発表した内堀知事は「テレビや映画、アーティストとして活躍していることが県民の誇り。西田さんの笑顔がわれわれに元気や勇気を与えている」と話した。
県によると、西田さんは中学まで郡山市で過ごした。2011年6月には福島県双葉町の住民が原発事故で集団避難していた埼玉県加須市を訪れ、トークや炊き出しで励ました。
表彰式は郡山ビューホテルアネックスであり、トークセッションもある。観覧者は300人で、県は先着順で応募を受け付け中。
県民栄誉賞は登山家田部井淳子さん(故人、三春町出身)、14年ソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー男子回転座位金メダルの鈴木猛史さん(猪苗代町出身)、小型プロペラ機のエアレース世界選手権で17年に総合優勝した室屋義秀さん(福島市在住)に続いて4人目。