伊集院光、甲子園開会式に苦言「偉い人のあいさつとかいらないって」

タレント・伊集院光(50)が6日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜・前8時半)で、甲子園で開催中の第100回全国高校野球選手権記念大会の運営について問題提起した。

5日の開会式を現地で観戦したという伊集院は「昨日、甲子園に行ってきました。開会式を見て、さすがに3試合全部見る体力がなくて、開会式と1試合目、2試合目を見てきたんですけど、開会式が暑くて長い」と話した。

「入場行進から始まってセレモニーが全部終わるまで1時間くらいずっとある。途中で給水タイムみたいなのやるんですけど…。酷暑、猛暑でリハーサルの時にも学生が何人か倒れたみたいな話があって、目立たないように係の人が(選手に)声をかけたりした」と状況を説明しながら、「何より朝日新聞の偉い人と文部大臣の偉い人のあいさつとかいらないって」と語気を強めた。

伊集院は「朝日新聞の偉い人のあいさつは5分19秒ね。計っていたんですけど。当然、広島の豪雨の災害の話とかしますよ。その話が(登壇者)全部かぶってくるし、僕思うんですけど、(何度も)いらないと思う。選手の対応とか観客の対応とか考えて、全員で『そういうみなさんで~す』って、お辞儀で良くない?」と問題提起した。

「(行進で)歩いている姿は全国の球児や家族とか大事にしている人がいるから」と必要なものがあると力説しながらも「(偉い人のあいさつなどは)なくしていくとか、(あいさつ文を)紙で配るとか…」と改善プランを示した。

さらに、場内での注意喚起のアナウンスがあったことにも言及した。「途中途中でアナウンスがあって、『連続でずっと見ていると、体力が奪われますから、日陰に入ってください』とか。いいことだと思うけど、僕の買ったチケットは一切途中退席ができないんです。今時、ディズニーランドでも手にハンコを押してくれて、表に出たりできるけれど、1日券は1日中退出することができない」と問題点を指摘。「(甲子園は)屋根があるところは大してないから、売店とか入っている通路のクーラーの前で亡霊のようにみんな立っている」と不思議な光景を説明した。

話はチケット問題にまで及んだ。「自分も買っておいて申し訳ないけど、大会16日間通しのチケットをまとめて4万数千円で買うのが、一番確実に座れる席なの」と説明。「そこでほぼほぼネット裏が売り切れちゃう。僕の隣の人は松井さん(の始球式)見て帰っちゃう。でも表に行けばチケットは全部売り切れなの。第3試合は見る体力がないから、ネット裏は空いているけど、チケット売り場は『チケットがありません』の状態になっている。幸い、僕の回りには後輩とか野球好きがいっぱいいるので、みんなで無駄にしないでいこうとなっている。今後、おそらくいろんなやり方が出てくるだろうけど、ある意味予想通りのマイナス面がすごい出ている」と話した。

実際に体験したとあって、伊集院の舌鋒(ぜっぽう)は鋭さを増す。「もっとちゃんとした方がいいと思う。みんなが楽しみにしている大会なのに、向かい風がすごい勢いで吹いている。主催者サイドはどう思っているんだろう。もしかしたら続けられないとなる位の風当たりなのに、何も考えていない」とまくし立てた。

さらにヒートアップ。「大会役員席は一番いい席を取っている。そこでも(座っていた)おじさんたちが(途中で)帰る。用事もあるでしょう。でもあなた方が通しでみないと、通しでみることが無理だ、体力的に無理だということが、おそらくおわかりにならないでしょう」と話した。

「最後に、これだけは言わせて。球児たちがんばれ! それだけは高校野球好きとして言いたい。そして見に行く人は気をつけて」と話した。「愚痴で7分!」と“朝日新聞の偉い人のあいさつ”より長い時間をかけ、熱弁をふるっていた。