千原ジュニア、山根会長「ノーガード」戦法に呆れ

  ボクシングファンのお笑い芸人・千原ジュニアさんが、数々の不正の告発問題に揺れる山根明・日本ボクシング連盟会長に対し、「一刻も早く辞めていただきたい」と退陣を要求した。

特に問題視したのは暴力団との交際。元組長と3年前まで交際があったとされ、ジュニアさんは「完全にアウト」と糾弾した。

  • 千原ジュニアさん(2016年撮影)

「ロンドン五輪は2012年やからね」

千原ジュニアさんは2018年8月7日放送の「ビビット」(TBS系)に出演。3日以降、テレビに出演して告発状への反論を続ける山根会長に対し、「なんでしょう…これだけのディフェンス能力の低さでよく出てきたなという感じですよね。ノーガードですよ」と呆れ気味に述べると、

「黒い交際、暴力団とも3年前(2015年ごろ)から付き合いないと言いますけど、ロンドン五輪は2012年やからね、ガッツリやからいう話で、完全にアウトでしょ」

と糾弾した。ロンドン五輪は日本代表が44年ぶりにメダルを獲得し、その直後に山根会長は「終身会長」の職に就いた経緯もある。

山根会長は3日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)生出演時、「元暴力団組長から、3日以内に引退しないと山根の過去をばらすぞと脅迫を受けました。だから僕は立ち上がったんです」と、反社会的勢力との関係について自ら暴露している。

さらに5日、「報道プライムサンデー」(フジテレビ系)では、元暴力団組長と約50年にわたって付き合いがあったことを認めた。一方で自身が組員だったことはなく、連盟の職務でも「あの人(元組長)の力を借りてどうこうは一切していません」と関係を否定。「まずいことはありません」と主張した。関係が断絶したのは「3年前にもめて脅してきたんです。それで僕とケンカになりました」というのがきっかけだったと述べている。

「繰り上がりでこの体制のままにならないように」

一方、「報道プライムサンデー」は元組長にも話を聞き、「連盟の役員が全員会場にいる時、(山根会長が)『わしの兄貴は○○(元組長の名前)だ』と(言っていた)。それが恥ずかしい」とのエピソードを明かした。会長が本当に「力を借りてどうこう」していなかったか定かでない。

会長職の辞任か解任も取り沙汰されている。冒頭の「ビビット」でジュニアさんは、「そのまま繰り上がりでこの体制のままにならないように、ということですね」と、「山根色」の一掃を求めつつ、

「とにかく一刻も早くも辞めていただいて、大きく風通しよくしてもらって。五輪ですよ」

と、東京五輪に向けて正常化を図る必要を訴えた。五輪をめぐっては、AIBA(国際ボクシング協会)のガバナンス問題などを理由に、IOC(国際オリンピック委員会)がボクシングを五輪競技から除外することを継続審議しているという状況もある。

山根会長に対しては鈴木大地・スポーツ庁長官も7日、暴力団との交際が事実なら「辞任に値する」と言明している。