ミラーレス、一眼レフを逆転=デジカメ出荷台数で主役交代

デジタルカメラの主役が一眼レフからミラーレスに代わりつつある。今年上半期のレンズ交換式デジカメの国内出荷台数で、ミラーレスが初めてトップに立った。小型軽量化に加え、撮影性能の向上が人気に拍車を掛けている。

業界団体のカメラ映像機器工業会によると、1~6月の国内出荷台数は、一眼レフが前年同期比24.9%減の24万6150台だったのに対し、ミラーレスは9.1%増の29万2269台。単月でミラーレスが上回ったことも過去にはあったが、半期ベースでの逆転は今回が初めてという。7月もミラーレスが上回り、好調が続く見通しだ。

小型で持ち運びが便利なだけでなく、スマートフォンに比べて凝った写真が撮れる点も人気の理由だ。インターネット交流サイト(SNS)に載せる写真の画質にこだわりたい女性らのニーズにうまく合致したとの見方もある。

3年ぶりにミラーレスの新製品を出すニコンは、今月初めに東京都内で販売促進イベントを開催。参加した主婦(32)は、「シャッター音を消せるため、寝ているペットを起こさずに撮れる」と興味津々。カメラ歴40年超の会社員男性(56)は「最新モデルはオートフォーカスなどの機能面が良くなった」と話した。