支援の灯、ライブで燃やす 仙台と神戸のミュージシャン、来月8日仙台でチャリティー

東日本大震災を挟んで親交を深める仙台市のジャズバーと神戸市のミュージックバーが10月8日、仙台市内でチャリティーライブを開催する。全国で大規模災害が相次ぐ中、「被災地へ向けたチャリティーの灯を絶やさない」と企画した。
ライブを開くのは、青葉区国分町の「クロスビー」オーナーでギタリストの村上徳彦さん(58)と、神戸市中心部の三宮にある「エリース」のボーカル、エリーさん(64)。昨年夏に神戸で初開催し、九州北部豪雨の被災地に収益の一部を寄付した。
村上さんは2011年の震災直後、エリーさんの夫でエリースオーナーの勝浦敏夫さんから仙台のことを気遣うメールを何度も受け取った。勝浦さんはその年の11月、がんのため61歳で急逝した。神戸から届いた温かな励ましへの感謝の気持ちが、村上さんの胸にずっとある。
「センダイ ミーツ コーベ」と題したライブには村上さんとエリーさん、勝浦さんの次男でドラムスの優さん(34)ら両店のミュージシャン約15人が出演予定。今回は、今年発生した豪雨や地震の被災地に収益の一部を贈る予定。
村上さんは10年夏に初めてエリースを訪れた時の思い出などを来場者に紹介し、共に大きな震災を経験したミュージシャン同士の縁について思いを語る。
「バンドマンができる支援の形として、会場に集う人たちの気持ちを被災地に届けたい」と村上さん。エリーさんは「各地で大変な災害が起きている。神戸と仙台で今後もチャリティーライブを続け、少しでも被災者の力になれたらいい」と願う。
ライブ会場は青葉区本町2丁目の「ライブドーム・スターダスト」。午後5時半開演。チケットは1ドリンク付き5000円。定員約100人。連絡先はクロスビー022(215)7766。